感染症の予防対策(かなりの効果あり!)
2010年12月7日

酒田あたりの今流行りの病気は、感染性腸炎です。主にノロウィルスやロタウィルスが原因です。

そして、一般的な風邪も流行っています。風邪もウィルスが原因。そして、これからはやってくるだろうと思われるのが、インフルエンザです。これも原因はウィルス。

要はこれらのウィルスを自分の身体に侵入させなければ、感染しません。ウィルスが身体に入る最初の入り口は、口か鼻からです。そこを防御することを考えてみましょう。

単純に考えれば、マスクで口と鼻をふさげば、ウィルスの侵入を防ぐ事は可能ですが、現実的には、食事をしなければなりませんし、ずっとマスクを やっていても苦しくなってきて、外してしまうものです。

顔に痒みを感じれば、口周辺に手が来ます。日常生活では、結構手が口周辺に来ているものです。

なので、その手をしっかり洗浄することでウィルスを体内まで運ばれるのを防ぐのも一つの手段となります。手の洗い方です。

まず、流水です。これが手洗いの最も重要な点です。

例えば一塊となった汚れがあるとします。そこにどんな消毒薬を使っても、一塊となった汚れは中までは浸透しませんよね!

汚れ自体を流水でしっかり流し去ることが大切!そのあと、薬用石鹸などで洗うことです。

手洗いで不十分になりやすいところはいくつかあります。

  • 爪の間
  • 爪の周り
  • 指の間
  • 小指から手首にかけての側面
  • 親指付け根から手首にかけて

これらに注意して手洗いしてください。

医師は、何人もの感染症の患者さんを診察し、触れます。感染率は一般より格段に高いはずです。

それでもマスク・手洗いをしっかりやることで、感染性腸炎、インフルエンザにはかからずに、元気に診療しております!